TECHNOLOGY技術・研究開発金型技術

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超精密プレス加工を実現する、サブミクロン金型技術とは?

サブミクロン金型部品

形状精度1μm以下、面粗度Ra0.024μmのサブミクロンレベルの金型部品加工を実現しています。

標準部品以外は、全て内製

金型を一つ製作するためには多くの工程が必要です。鍛造技術がプレス工程に含まれるCFP技術など、弊社独自の加工を行っているため、金型部品は内製します。

23℃±0.3℃に保たれた地下工場環境

地上で量産するときに精度が保たれるよう、温度変化による型の伸縮を考慮し、地下工場で製作しています。

設計・加工・組立・メンテナンスまで一貫生産

徹底した精度管理を行うために、全工程を内製化しております。

サイベックコーポレーションが誇る3つの金型総合技術

金型設計技術

蓄積された高精度の金型設計におけるノウハウにプラスし、プレス成形解析にも注力しています。
金属成形加工シミュレーションにて、成形形状・ブランク形状・ダレ量の予測を行う構造解析と強度解析を行い、工程実現の可否を判断しています。そうすることで、最低限の試作コストでムダのない金型製作が可能となります。更に研究開発にも力を入れています。最新の技術を積極的に導入することで、さらなる高精度化・短納期化・コスト削減を実現しています。

金型設計技術

金型部品加工技術

工作機械メーカーと共同開発を行ったハイスペック設備を始め、サイベックコーポレーションには他社にはないオンリーワンの設備があります。トライ&エラーを徹底的に繰り返し、高精度かつ最高品質の金型作りを実現しています。
設備の力とそれを最大限に活かす人の力を合わせ、形状精度1μm以下、面粗度Ra0.024μm(実績値)の精度は生み出されます。品質を創出するノウハウと知恵で、治具製作から管理まで一貫して取り組んでいます。

金型部品加工技術

金型部品加工環境

金型部品は地下11メートルの地下工場で製作されております。外気の影響を受けないため、年間を通して温度23℃±0.3℃を保つことができます。これは、金型加工において重要な要素である温度の変化を抑制し、金属(加工部品・設備)の熱変位を極限に抑え、高精度な製品を安定して製造することにつながります。
振動についても抑制する特殊な基礎工事を施しています。これにより、外部からの振動や、機械の稼働による振動を大幅に低減し、金型加工に必要な超微振動空間を実現しています。サイベックコーポレーションは加工環境にもこだわり、地下工場を造りました。

金型部品加工環境